2007/1/31
30日の函館市内は、一年で最も冷え込みが厳しいころとされるが、日中の最高気温は3月下旬並みの5・8度まで上がり、暖かな一日となった。
同市内では午後になると、上空に白い雲の固まりが幾つも並ぶ現象が見られた。函館海洋気象台によると、この雲は中層域(上空2000―7000メートル付近)にできる高積雲。秋によく見られるが、冬にも現れることがあるという。
一つ一つの固まりが、規則正しく並んでいる様子がヒツジの群れのようにも見えるため、「ヒツジ雲」とも呼ばれている。
高積雲が現れると天気が崩れるともいわれるが、雲の形や厚み、流れ方により天気の変化は異なる。
同気象台によると、31日は低気圧が近づく影響で、渡島地方は雨か雪で、昼すぎから曇り。檜山地方は曇り時々雪か雨。ともに昼前まで雷を伴う所がある見込み。
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