五稜郭公園でサクラのせん定作業

2007/1/31
 函館市の五稜郭公園ではサクラのせん定作業が早くもピークを迎えている。同公園管理事務所によると、作業は毎年12月に始まり、年が明けてから本格化し、3月上旬に終了する。ことしは暖冬で天気の良い日が続き、作業は例年より早く進んでいるという。

 同公園にはソメイヨシノを中心に約1600本のサクラがあり、このうち約1560本でせん定を行う。作業に当たるのは、市住宅都市施設公社の職員や市シルバー人材センターのスタッフ約8人。木にはしごをかけ、のこぎりやせん定ばさみで枯れた木などを手際良く切っていく。

 最近は木の整理が進み、切り取る枝が少なくなったことや、ことしは暖かい日が続いているおかげで、作業は順調だ。同事務所では「例年は北西の冷たい風を受けながらの厳しい作業でなかなか進まないが、ことしは好天のおかげで、2月中には終わりそうだ」と話している。

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