函館そばや友の会が1日から限定メニュー「ぼたんそば」提供

2007/1/29
 函館市内のそば店でつくる、函館そばや友の会(佐々木武充会長)は、オリジナルの統一メニュー「ぼたんそば」を作り、2月1日から、会員11店舗で限定提供する。いのしし年にちなみ、温かいそばの上に焼いたイノシシ肉などをあしらった。「イノシシ肉はなじみがないが、くせがなく食べやすい。ぜひ味わって」とPRしている。

 同会は季節ごとに限定メニューを創作し提供。ことし最初のメニューである「ぼたんそば」は、通算15品目になった。昨年12月ごろから、えとにちなみイノシシ肉を使ったメニューをと、メンバーが集まり、試作を続けてきた。

 「ぼたんなべ」といえばみそだれが主流。「しょうゆ味に合うのかどうか不安だった」。また、イノシシ肉は豚肉と比べて3倍ほど高いため、コスト面でも苦慮したが、カナダ産のイノシシのバラ肉を共同で仕入れることで克服した。

 薄くスライスしたバラ肉を焼いて載せた。その他の具は長ネギや山菜など各店独自で、バーナーで焼き色を付けるなどそれぞれの店で工夫している。価格は780円。2月1日から28日までの1カ月限定で提供する。

 今回の企画をまとめた池田常男さん(常長寿庵店主)は「牛でも、豚でも鶏でもないイノシシ肉の風味を楽しんでほしい」と話している。実施店は次の通り。

 東京庵本店(末広町)まるこし(弁天町)東京庵支店(本通)丸京(豊川町)かしわや(若松町)長寿庵本店(中島町)やたら家本店(湯川町)いがらし(柏木町)ふでむら神山店(神山)もり膳(亀田町)常長寿庵(亀田港町)

提供:函館新聞社

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