23日にフロッタージュのイベント函館で開催

update 2005/7/12 11:06

 函館市内の歴史建造物や文化財などをフロッタージュ(擦りだし)するワークショップが23日、同市内で行われる。フロッタージュとは、素材の表面に紙を当て、鉛筆などで凹凸をこすり取るもので、拓本に似た版画の原型といえる技法。根室市出身でフロッタージュの第一人者、岡部昌生さん(美術家)らが中心となって企画した「シンクロ+シティ2005プロジェクト」(同サポーター会議主催)の一環。

 プロジェクトでは、岡部さんとともに北海道の近代を象徴する場所や建物を対象に、参加者が擦りだした作品を、9月26日から10月16日まで広島市現代美術館で開催する岡部さんの個展に出品する。

 ワークショップは5月28日の札幌を皮切りに、9月4日の苫小牧まで道内11市町で実施する。

 函館では当日午前9時までに函館公園(青柳町)に集合。同公園内の旧函館博物館1号、函館山の要塞跡、旧開拓使函館支庁書籍庫、相馬倉庫の4カ所で行う。

 完成した参加者の作品は、岡部さんがサインして個展に出品。個展終了後には、参加者の手元に返送される。

 函館の実行委員、大下智一さん(道立函館美術館学芸員)は「岡部さんをアシスタントしながら函館の歴史を体で感じましょう」と参加を呼びかけている。

 参加費は1000円。締め切りは21日。申し込み・問い合わせは大下さんTEL0138・56・6311(道立函館美術館内)。

提供 - 函館新聞社



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