函館子ども歌舞伎、来月帯広で初の単独公演

update 2005/6/3 10:36

 函館子ども歌舞伎(市川団四郎主宰)が7月28日、帯広で初めて単独公演することになった。日本の伝統芸術帯広公演実行委員会が主催し、午後6時半から帯広市文化ホールで開かれる。近日中に公演に向けたけいこを始める予定で、市川主宰は「興味を持っていだだいたことにうれしさを感じる。多くの人に見てもらいたい」と期待している。

 昨年11月ごろ、同実行委員会から公演の打診があり、日程調整をした結果、決まった。函館以外の道内公演は昨年3月、札幌で開かれた北海道舞台塾「北の元気舞台」に出演して以来。

 帯広公演では、北の元気舞台で披露した『梅川・忠兵衛浪速の恋の物語』の「封印切りの場」と「新口村(にのくちむら)の場」の2演目を上演。大阪を舞台に、恋愛や親子の情愛を描いた世話物で、大阪弁のやりとりや絶妙な所作で笑いや涙を誘う。市川主宰は「一度行った演目だが、もう一度再確認して自信を持って公演に臨みたい」と成功を誓う。当日は団員、後援会、引率の父母ら合わせて35人で帯広に向かう予定だ。

 同歌舞伎は2年に1度自主公演を開催。2003年5月には石川県小松市で開かれた全国子供歌舞伎フェスティバルに、04年1月には全国ふるさと歌舞伎フェスティバルに出演し、全国的にも高い評価を得ている。

 帯広公演の入場料は大人1500円(当日1800円)、高校生以下1000円(同1200円)、親子2000円(前売りのみ販売)。問い合わせは同文化ホールTEL0155・23・8111。 

提供 - 函館新聞社



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