コンビニ強盗未然防止を、セーフティー覚書調印式

update 2005/6/2 09:57

　道警函館方面本部などは１日、同方面本部分庁舎会議室で「コンビニ・セーフティーに関する覚書」の調印式を行った。続発するコンビニ強盗事件の再発防止対策として、深夜に機動警備車両をコンビニ駐車場に駐留するなど、犯罪の未然防止を図ることを確認した。

　道警函館方面本部、道警備業協会函館支部（松丸善哉支部長）、函館方面コンビニエンスストア等防犯連絡協議会（長谷川文夫会長）から約１０人が出席。店舗と地域の安全のため３者が連携して、防犯ステーションとしてのコンビニ確立に努める。

　松丸支部長は「民間でも生命・身体・財産を保護し、目に見える形の安全に貢献したい」とし、道警函本の久門孝三本部長は「凶悪化しているコンビニ強盗を発生させず、予防することで、住民にとっての安心・安全を」とあいさつした。

　管内では今年、６件のコンビニ強盗が発生。昨年１年間の発生件数に並ぶなど、地域住民に大きな不安を与えている。道南のコンビニ約２２０店舗と契約する道南の警備会社３社が、計７台の機動警備車などで深夜の警戒を強化する。

提供 - 函館新聞社

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