渡島支庁クール・ビズ

update 2005/6/2 09:56

　執務室ではノーネクタイ、ノー上着で―。夏の軽装運動が１日、渡島支庁で始まった。ことしは、国の「夏のビジネス軽装」（クールビズ）に合わせ、例年より１カ月早くスタート。「半袖はまだ早いね」と、冗談交じりに身をかがめる職員の姿も見られた。

　環境管理システムの国際規格「ＩＳＯ１４００１」の運用開始に伴い、２０００年から実施。冷房機器の運転時間を短縮するため、しのぎやすい服装を勧めている。期間は９月３０日まで。

　この日、総務部ではほとんどの職員がノーネクタイ。半袖姿はまばらだった。「ネクタイをしないだけで、体感温度が２度下がると聞く。仕事の効率も上がるでしょう」（同部）と話していた。

　函館市内の官公庁での対応はさまざま。財務省の出先機関、函館財務事務所では６月中に始める予定。「中央（東京）では始まったが、道内はまだ寒いのでスタートを遅らせる」と説明する。一度も夏の軽装を励行したことのない函館市は「毎年検討しているが、函館の夏は短いので」とことしも見送る考えだ。　

提供 - 函館新聞社

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