これは!?

なんだかこうして見ると、巨大なジャングルジムみたい!!

さて今日は伝習隊総大将、陸軍奉行のこの人。

赤穂の医者の家に生まれの大鳥圭介は、大坂の適塾で緒方洪庵に師事しオランダ医学を学んだが、軍学者の道を選び幕府で蘭学の講師を務めることに。このときの生徒の1人に、後に敵となる黒田了介(清隆)がいたという。
嘘のような早さで出世した大鳥圭介は、フランス陸軍士官から訓練をうけた「伝習隊」を組織する。戊辰戦争勃発後、降伏に納得できず伝習隊の一部をつれて脱走し会津を目指す途中に土方歳三ら新撰組と出会い共に北上、仙台では榎本と合流し蝦夷へ。
箱館では蝦夷共和国政府陸軍奉行となり戦いの指揮をとるも、新政府軍の攻撃にはかなわず降伏する。
降伏後は、大島自身が設計した牢獄に入れられるという皮肉なことになったが、出所すると新政府に出仕し、工部省工部頭を努め、学習院院長を歴任した後に、枢密顧問官にまでになった。

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