追い越しそう

こないだまで住居棟の建築がぐんぐん進んでいたけど、業務棟が3階部分まで骨組みが現れたら、なんか追い越す勢いで存在感が増してきましたよ。

さて今日は蝦夷共和国政府海軍奉行のこの人。

幕府代官の息子、荒井郁之助は長崎海軍伝習所で航海術を学んだ後、文久には2年軍艦頭取に抜擢され、さらに歩兵頭並軍艦頭へと出世する。榎本武明らとともに幕府海軍を率いて江戸を脱出、蝦夷を目指す。蝦夷地上陸後、海軍奉行に選ばれる。宮古湾で出撃した際に、外国船国旗を掲げ敵艦隊に接近し、乗り込む寸前に自国の旗にかえるという我が国初の戦法(アボルタージュ)を試みる。
箱館戦争が始まったときには、自慢の海軍の勢力も半減していて、奮戦するものの、新政府軍の猛撃にあい、あえなく上陸し五稜郭に退去することに。
降伏後は榎本らと同様東京にて預けの身となるが、明治5年特赦後開拓史に出仕し、のちに初代気象台長に就任、日本で初の皆既日食の観測に成功する。

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