徐々に見た目も

なかなか作業の進行具合を写真では伝えられませんでしたが、こうして鉄骨が組まれはじめると、徐々に工事現場の様子の変化も目に見えてくると思うんだけど…。

さてシリーズ2回目は、昨日紹介した開陽丸の艦長さん。

軍艦開陽丸と7隻の艦隊で勇んで蝦夷地に乗り込んだ旧幕府軍。艦隊を率い、箱館戦争の首謀者とは、皆さんご存知の榎本孝明[榎本釜次郎/天保7年(1836)〜明治41年(1908)]。幕臣であった榎本は早くから海軍の充実に注目し、オランダにまで留学した経歴を持つ。幕府海軍の軍艦開陽丸の艦長の命を受け、新政府軍と戦った箱館戦争で敗戦したものの、その手腕と経験を買われ新政府軍に入る。新政府軍でも外務大臣や農商務大臣などの要職を歴任し、維新の時代とともに生きた人物。
函館山の麓に建つ、箱館戦争で戦死した土方歳三をはじめ800余名の旧幕府軍の戦死者の霊を弔う碑「碧血碑」は、榎本武明が建てたと言われています。
(写真:碧血碑)

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