あのクレーンの上は…

あの巨大クレーンの上には、ず〜っと操作する人は乗ったままだそう。下で合図をすると、クレーンの先についているカメラと目測で、ほとんど狂いがないところにフックをちゃんと下ろすのには感心させられます。

さて今日は、自立する近代女性を描く作家。

森本貞子は大正14年(1925年)函館の青柳町生まれの作家。12歳のときに作文「女性にも選挙権を」でコンクール入賞する。父親の仕事で東京へ引っ越す。
昭和56年に発表の、明治時代に当時の女性としては大胆にも国際結婚した函館の女性トネ・ミルンの生き方を描いた「女の海溝」で注目を集め、島崎藤村の妻・冬子を描いた「冬の家」など自立した強い近代女性をテーマにした作品を発表する。
写真:市電青柳町電停付近

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