日に日に…

突如現れた緑の鉄塔、日に日に組み立てられ完成したようですね。
時折雪が舞い散る中、工事は着実に進んでいるようです。

さて、今日紹介するのは同志社大学創立者の新島襄です。

新島襄は十代の頃から蘭学を学び始め、数年後には幕府の軍艦教授所に通い、数学や航海術を学びました。蘭学に加え英語の勉強をはじめ、和訳のロビンソン漂流記や漢訳のアメリカに関する書物を読むうちに、まだ見ぬ異国の地に思いはふくらむばかり。時は元治元年(1864年)、海外への脱出禁制の時代、意を決し米国への密航を決行する新島襄はここ函館から米国船に乗り込み、約1年の航海の後ボストンに到着。約10年後に多くを学んで帰国した彼は同志社大学の設立のため尽力したのでした。
写真:新島襄海外渡航の地碑

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