夜の十字街です

日中の写真だと日光のせいで、白っぽくなってしまいがち。今日はたまたま夜の写真になったけど、この写真なら鉄塔の様子も少しかわかるかしら?
さて、今日の函館ゆかりの人はプロレタリア文学の評論家です。

亀井勝一郎って皆さんご存知かしら?昭和初期に活躍していた評論家です。東大在学中からプロレタリア作家同盟に属し評論を発表。昭和8年(1933年)同人雑誌「現実」の同人となり、雑誌「文学界」を中心に評論家として活躍していた人です。徐々に日本の古典美と仏教思想に傾倒し、精神論の作品も数多く残しています。彼の生まれは函館なんですね。元町にある元町カトリック教会の向かいに亀井勝一郎生誕の地碑がひっそり佇んでいます。
写真:亀井勝一郎生誕の地碑

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