初めてづくしの鉄筋コンクリート

函館は何度となく大火に見舞われた街。明治40年(1907年)の函館大火では二十間坂にある東本願寺函館別院も本堂はもちろんのことほとんどを焼失してしまいました。そこで大火の多い函館の地には耐火構造が必要と、大正4年(1915年)の再建時に寺院としては国内初、また道内ではじめての耐火構造建物として、鉄筋コンクリートで本堂を建築したのです。
造りもさることながら、函館では珍しい瓦ぶきの大きな屋根は圧巻です。

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