今日も午後から

今日も午後から雨ですね〜。
ネットも水を含んでちょっと重たそう…。

さて今日は、今でもファンが多いご存知、鬼の副長。

武州多摩の豪農の家に生まれた土方歳三。実家の副業である「石田散薬」の行商のかたわら、剣術を熱心に稽古。その剣術の稽古を通じて近藤勇と出会い、文久3年幕府の浪士隊に入り京都へ赴く。
京都で「新撰組」を結成。隊士たちの統率を取るため「局中法度」を作り、その才覚を発揮しだす。法度破りに対してのかなり厳しい処断から、鬼の副長と恐れられる。
鳥羽伏見の戦いで敗れると、戦術・装備を従来の刀や槍で戦うものではなく洋式に変えていく。自らも断髪し、洋装をまとう。甲州で敗れ、局長近藤勇と別れ北上する。宇都宮、会津、そして仙台に入り榎本艦隊と合流し蝦夷へ向かう。
蝦夷箱館では、陸軍奉行並に付き、また市中見回り役も勤める。箱館戦争開戦後、土方は優れた才覚で率いる隊は連戦連勝するものの、他所の戦場の負けが重なり、土方はやむなく五稜郭へと退くことに。そして明治2年5月11日、新政府軍が総攻撃をかけたとき、京都時代からの新撰組隊士の戦う弁天台場を援護するために戦場へ向かった土方は、一本木関門で壮絶な戦死をとげる。
享年35歳。

※写真:土方歳三最後の地碑

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