足場出現で

鉄骨のまわりに足場が組まれていますよね。いよいよ次の段階に進むのかな?

さて今日は、自ら敵陣に切り込む気骨あふれる隊長。

伝習士官隊隊長の滝川充太郎は、幕臣滝川陶哉の長男として生まれる。歩兵差図役頭取勤方、慶応2年には京都にて銃隊差図役頭取改役を兼任。翌年、銃隊頭並に任ぜられ、鳥羽伏見の戦いに参戦する。
鳥羽伏見の戦い敗戦後、大島圭介とともに江戸を出ると、伝習第二大隊頭取改役として野州、会津を転戦、仙台では榎本らと合流し蝦夷に向かう。
箱館戦争開戦後は箱館の守備についていたが、急遽二股口の援軍として参戦。この時、土方歳三を助け自ら敵陣に斬り込み、奮戦したといわれている。二股から箱館に戻り、最前線で戦うが、戦況は徐々に不利になり、終戦を迎える。
その後、駿河に預かりの身となるが、明治4年に陸軍に入隊し西南戦争に参加。敵軍を追撃するもこの戦闘で戦死したと言われている。

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