北海道新幹線開業日発表な函館のニュースとできごと(増刊号) 2015/09/18版

北海道新幹線2016/3/26開業!というわけで北海道新幹線開業日が正式発表されました。今週のこの話題では関連ニュースが非常に多かったので増刊として別記事にまとめてみます。

北海道新幹線の開業日が正式発表。一日13往復、寝台「カシオペア」「はまなす」・特急「白鳥」「スーパー白鳥」は廃止に

10両編成で一日13往復、うち東京・新函館北斗間は10往復。片道最短4時間。要望の出ていた宇都宮市停車などは12月に正式発表とのこと。
やはりというか、新幹線と貨物以外で青函トンネルを通過する列車はすべて廃止となりました。

JR北海道による発表リリース文書(PDF)

北海道新幹線開業日発表を受けて、かつての江差線を引き継ぐ道南いさりび鉄道の開業日も発表に

東京駅と函館駅間の飛行機との移動時間比較図

わかりやすいザックリまとめ図。新幹線:最短4時間、飛行機中心:最短2時間59分。北海道新幹線開業後の懸念としてよく語られる材料のひとつ「飛行機で行くより時間がかかる」という点。

函館駅と新函館北斗駅を結ぶアクセス列車「はこだてライナー」は1日16往復。函館駅・新函館北斗駅・札幌駅を結ぶ特急「スーパー北斗」「北斗」も12往復に増便

函館駅・新函館北斗駅間「はこだてライナー」の片道は約17分とのこと。函館駅・札幌駅間の特急は新函館北斗駅経由に変更に。本数も増えて利便性向上。

北海道新幹線開業準備に伴う運休日

北海道新幹線開業準備の影響で、2016/1/1、3/22~25は青函トンネルを通る全旅客列車が運休。ご注意を。

地元函館道南と北海道の様子

北海道新幹線開業日正式発表を受けて、地元の函館や道南、北海道の様子

青森県では歓迎と不安が入り混じる

特に経営分離された在来線を引き継いだ「青い森鉄道」は寝台特急等廃止で営業区間のいわば通行料収入がなくなるため、収入の約2割(約4億5700万円)を失うという打撃の大きさ。わかっていた事とはいえ、影響大きいですね。
札幌駅までの開業後の、函館道南在来線の未来を思う。