菜の花まつり、家族連れ楽しむ

2005/5/29
 「第2回はこだて菜の花まつり」が28日、函館市中野町118にある満開の菜の花畑で開かれた。摘み取り即売会、菜の花入りおにぎりの販売、菜の花キャンドル作り体験など、菜の花に関する多彩な催しが繰り広げられ、家族連れらが楽しいひとときを過ごした。

 主催は、はこだて菜の花プロジェクト(石塚大代表)。昨年に続き、菜の花の開花に合わせて企画。環境をテーマに市民団体が結成した「もったいナイト実行委員会」の活動第一弾でもある。

 昨年9月に種をまいた菜の花は今が見ごろ。辺り一面鮮やかな黄色に染まり、来場者は写真に収めたり、摘み取ったりして堪能していた。

 会場内では、牛乳パックを再利用し菜の花で模様を付けたはがきや入浴剤、菜種油を使ったキャンドルの手作り体験会を開催。菜の花入りドーナツやおにぎりの販売もあり、来場者はさまざまな形で菜の花に親しんだ。

 智優(ちひろ)ちゃん(5)=はこだて幼稚園=と愛穂(あきほ)ちゃん(3)=同=と訪れた石坂知子さん(32)は「菜の花が背丈くらいあるので子供たちも感動していた。はがき作りなど、いい体験になった。摘んだ花は家に飾りたい」と話していた。

提供:函館新聞社

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