昭和タウンプラザのホーマック、6月末撤退か/後継にベスト電器

update 2005/3/3 12:52

 ホームセンター大手のホーマック(札幌市)が、函館市昭和1の複合商業施設「函館昭和タウンプラザ」にある函館昭和店の撤退を検討していることが、2日分かった。道内最大店「スーパーデポ函館石川店」(仮称)=同市石川町=の今夏出店に伴う店舗網再編の一環とみられ、6月末までの閉店に向け、同プラザの賃貸会社と水面下での交渉が続いている。

 賃貸会社のセントラルリーシングシステム(札幌市)は、後継テナントとして、家電量販店大手のベスト電器(福岡市)と調整を進めている。ベスト電器は函館長崎屋店(函館市美原1)を移転させ、7月のオープンを目指す方針。

 同プラザはホーマックのほか、食品スーパーのホクレンショップやカジュアル衣料のユニクロ、紳士服・スポーツ用品のゼビオなどが軒を連ねる市内屈指の商業ゾーン。2001年に新設された。ホーマックの店舗は、店舗面積が約5300平方メートルと市内・近郊3店の中では最大だが、スーパーデポは、売り場面積1万平方メートル超すマンモス店。昭和店を統合し、自社間の競合を避ける意図があるとみられる。

 ベスト電器は市内で2店を展開。長崎屋店は同年にオープンした。売り場が約1800平方メートルと手狭で、取扱商品に限りがあるため、ヤマダ電機「テックランド函館店」(同市亀田本町)が03年に開業してからは苦戦続き。広いスペースと高い集客力が得られる同プラザに移る意向を固めたもようだ。

 セントラル社は「交渉段階の話で、具体的な内容は説明できない」と話している。

提供 - 函館新聞社



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