19、20日に箱館五稜郭祭

update 2018/5/17 07:51


 戊辰戦争最後の激戦地、箱館・五稜郭を舞台に、戦没者の追悼と歴史を後世へと伝えるイベント「第49回箱館五稜郭祭」(協賛会主催)が19、20の両日、函館市内で開かれる。恒例の土方歳三コンテスト全国大会、維新行列・音楽パレードなどを通じて、時を超えて再現される激戦に思いをはせる。

 1868(明治元)年、榎本武揚が旧幕府艦隊を率いて、森・鷲ノ木に上陸し、五稜郭を占拠して箱館政権を樹立したことで、戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争が始まった。翌年春に新政府軍が乙部から本道に上陸して戦いが激化。旧暦の5月11日の箱館総攻撃後、同18日に五稜郭を開城し、戦争が終結した。

 初日は、戦没者を慰霊する碑前祭を、中島三郎助父子最後之地(午前10時)、碧血碑(同10時50分)、土方歳三最期之地(同11時半)、五稜郭タワー・箱館戦争供養塔(正午)で順次執り行う。アトリウムでは午後1時から記念式典や土方コンテストを開催。土方が命を落とすシーンを今年は全国からエントリーした18組が演じる。

 20日は午後1時から、維新行列・音楽パレードを開催。中島廉売から千代台公園、行啓通り(同1時15分〜2時半ごろ)を経由して五稜郭公園に向かう。行啓通りや五稜郭到着後の開城セレモニー(同3時ごろ)前には、両軍入り乱れての迫力の戦闘シーンの再現もある。小雨決行、行啓通りから五稜郭公園までは同1時から同2時半まで交通規制となる。

 協賛会事務局は「土方コンテストは毎年楽しみにされている方も多い。20日の維新行列も沿道でじっくり鑑賞してほしい」と来場を呼び掛ける。

 問い合わせはタワー内事務局(0138・51・4785)へ。

提供 - 函館新聞社

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