聞いて覚えて被害防止 市電で特殊詐欺防止啓発、中央署が道警初

update 2017/6/15 07:52


 特殊詐欺事件が函館でも後を絶たないことから、函館中央署生活安全課は、高齢者の利用頻度が高い函館市電で被害防止を訴える車内アナウンスを流している。14日には、署員が電車に乗り込み、チラシなどを乗客に手渡し、直接注意を呼び掛けた。市電の車内放送で被害防止を呼び掛けるのは、道警初の試み。

 今月8日から流れているメッセージは「突然の電話は詐欺のサインかも、覚えて防ごう詐欺被害」との内容。12月末まで流す予定。同署は「アナウンスを聞いて、耳からも被害防止の意識を高めてほしい」と話している。   

 アナウンスが流れているのは、湯の川―谷地頭方面(2系統)の往復で、柏木町―五稜郭公園前、昭和橋―新川町、宝来町―谷地頭の3区間。14日は同署員3人が柏木町から五稜郭公園前まで乗車し、乗客にチラシやタオルなどを手渡し、啓発活動を行った。

 同課生活安全係の土田和洋巡査部長は「オレオレ詐欺などが多発している。くれぐれも被害にあわないように気をつけて」と声を掛けていた。さらに、乗客の年齢層に合わせて「家族が被害にあいそうになったり、相談を受けた時はすぐに警察に連絡を」などと、一人一人にチラシを配りながら注意を呼び掛けた。

提供 - 函館新聞社

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