函館市議会、議長に金澤氏選出 副議長は日角氏

update 2017/5/24 07:56


 函館市議会第1回臨時会が、23日に開かれた。正副議長選挙を行い、議長に金澤浩幸氏(54)=4期、市政クラブ=、副議長に日角邦夫氏(62)=3期、民主・市民ネット=を選出した。

 市議会の正副議長ポストは2年ごとに交代し、議長は最大会派、副議長は第2会派からの選出が慣例となっている。議長選は本会議出席の30人で行い、金澤氏は有効28票のうち、28票を獲得。無効が2票だった。副議長選は投票総数30票のうち、日角氏が満票の30票を取った。

 金澤氏は「行政のチェック機能とともに、議員一人一人が市民の声を多く拾い集め、各種施策を提言していくことが何より。議会のICT(情報通信技術)化にも取り組んでいきたい」、日角氏は「安心して働いて暮らせる函館をつくっていきたい。市民に信頼される議会運営に努める」と、それぞれ抱負を述べた。

 3常任委員会の正副委員長も互選。総務は委員長が遠山俊一氏(市政クラブ)、副委員長が井田範行氏(市民クラブ)、経済建設は委員長が小林芳幸氏(公明党)、副委員長が出村ゆかり氏(市政クラブ)、民生は委員長が斉藤佐知子氏(民主・市民ネット)、副委員長が紺谷克孝氏(共産党)。議会運営委員会は委員長に工藤恵美氏(市政クラブ)、副委員会に島昌之氏(民主・市民ネット)が就いた。

 議会選出の監査委員には斉藤明男氏(市政クラブ)と松宮健治氏(公明党)の選任に同意した。また、函館湾流域下水道事務組合議会議員3人、函館圏公立大学広域連合議会議員4人を決めた。

 臨時会ではこのほか、歳入歳出に各6億9385万円を追加し、総額を374億959万円とする本年度の市国民健康保険事業特別会計補正予算案など議案5件を原案通り可決、専決処分2件を承認し、会期を1日残して閉会した。

提供 - 函館新聞社

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