夢の舞台で金賞目指す 函教大吹奏楽団クラリネットの4人が全国大会初出場

update 2017/2/25 08:04


 3月18日に兵庫県尼崎市のあましんアルカイックホールで開かれる「第40回全日本アンサンブルコンテスト」に、道教育大函館校吹奏楽団(山路朝香団長)のクラリネットパートを務める女子団員4人が本道代表として出場する。4人とも同コンテストには初出場で、「夢にまで見た舞台に挑戦したい」と金賞獲得を誓っている。

 メンバーは3年の藤本萌香さん(20)、2年の大友舞花さん(20)、奥崎夏帆さん(20)、1年の澤田桃香さん(18)。1月15日に市芸術ホールで行われた函館地区予選と、2月19日に江別市で行われた北海道予選に出場した。最大8人で出場可能な中、同パートはクラリネット4本で挑戦、道予選に出場した6団体で1位となり、見事推薦枠を勝ち取った。

 演奏曲は阿部勇一作曲「超絶技巧練習曲 第一番『蟋蟀之譜(こおろぎのふ)』─四本のクラリネットのための─」。タイトル通り、特殊技法や技巧的な演奏を要求される難曲で、風鈴などの小道具も使って怪しげな真夏の夜を表現する。

 昨年11月末から練習を開始。4人は週4回の部活での練習のほか、毎日昼休みや土日などにコツコツと練習を積み重ね、曲づくりを続けた。メンバーは「全道のホールは音の響き方が違うため調整に苦労したが大きな失敗なく吹き切ることができた」と声をそろえる。現在は基礎練習を中心に音色感の統一を目指している。

 ファーストパートの藤本さんは「全国大会といえば本当に上手な人たちばかりが集まるイメージ。自分が出場できるなんて夢のよう」と喜ぶ。サードパート担当の澤田さんは「地区大会でもすごく緊張したし、全道大会でも手が震えた。全国こそはリラックスして、練習の成果を出し切りたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

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