昭和タウンプラザに「ジーユー」出店計画 ユニクロ移動、規模拡大へ

update 2017/2/11 08:15


 函館昭和タウンプラザ(昭和1)に、ユニクロなどを展開するファーストリテイリング(山口)の低価格衣料ブランド「ジーユー(GU)」が出店する計画があることが10日、関係者への取材でわかった。また、同社がすでに同プラザ内で展開しているユニクロも同プラザ内で移転増設し、店舗規模を約3倍に拡大する計画としている。

 関係者によると、現在ユニクロが使用している約1000平方メートルの同プラザC棟にジーユーが入居。ユニクロは北浜商店などが入居していたD棟を解体したうえで、同棟跡地や周辺駐車場の一部を使用し、新たに建設する新棟に入居する計画だという。新棟は1階建てで店舗面積は約3000平方メートルになる予定。オープン時期について「ユニクロが9月に、ジーユーはその後1カ月程度でオープンするのでは」(関係者)としている。

 D棟で営業していた北浜商店、ITTO個別指導学院、ビューティースタジオ デ・アイム、ダンディズム、東洋実業函館営業所は、旧シダックスを改修したF棟に移転済みで、すでに営業を開始している。また、現在もD棟で営業を続けているすしまる昭和店についても、準備が整い次第F棟へ移転するという。

 ファーストリテイリングは本紙の取材に対し「今のところ春、夏ごろ(8月末)までの新規出店計画に同所は含まれていない」とし、出店について「まだ答えられない」としている。

 ジーユーは「ファッションを、もっと自由に」をブランドメッセージに掲げ、低価格ながら流行をいち早く取り入れたデザインで、主に若い女性から支持を得ている。道内では札幌を中心に旭川、釧路、帯広、苫小牧で計10店舗を展開している。

提供 - 函館新聞社

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