「中空土偶」出来栄え国宝級 さっぽろ雪まつりで有志が制作

update 2017/2/8 08:29


 【札幌】今年のさっぽろ雪まつりに、函館市南茅部地区から出土され、道内初の国宝となった「中空土偶(愛称・カックウ)」が題材の雪像が初めてお目見えした。道央圏の有志による市民雪像で、腰回りの美しさなどは“国宝級”の完成度。メンバーは「人気投票で上位に食い込んで、土偶の奥深さと魅力を国内外の多くの人に伝えたい」と意気込んでいる。

 「札幌雪偶(せつぐう)プロジェクト」(山内絵里代表)の作品で、大通西12丁目に登場。土偶の奥深い魅力を共有したいと、山内代表(32)がインターネットの交流サイト・フェイスブックで「土偶の雪像作りませんか?」と呼び掛けたところ、札幌や小樽、江別の会社員ら14人が仕事帰りなどに集い、5日間で完成させた。

 2メートル四方の雪のかたまりを立体的に仕上げる中で「文様を表現するのに苦労した。メンバーの知人を通じて、プロの助言で納得のいくものができたと思う」と山内代表。雪まつり最終日の12日まで観覧できる。

 また同プロジェクトは公式フェイスブックで、雪像づくりの様子を紹介中。市民雪像の人気投票は、さっぽろ雪まつり公認スマートフォンアプリで誰でも参加できる。

提供 - 函館新聞社

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