パークホテル新棟建設

update 2016/2/20 10:18


 全国で16の宿泊施設を運営するホテルテトラ(函館市梁川町、三浦孝司社長)は、函館パークホテル(新川町)の客室を増設する。来月の北海道新幹線開業による宿泊需要の増加を見据え、同社所有の隣接地に別棟を新設、客室数を現在のほぼ倍となる70室に増やす。一方、同社はこのほど買収した東京都のホテルの大規模改装を進めており、ホテル再生事業を加速させている。

 函館パークホテルの新たな宿泊棟は、木造2階建て延べ床面積約500平方メートル。ツインの客室30室を新設する予定で、三浦社長は「米国風の室内にしたい」とする。約9000万円を投じて8日から工事を進めており、4月下旬の完成を目指す。

 一方で、同社は1月下旬に東京都北区のビジネスホテル「サンライズ・イン赤羽」(116室)を買収。買収額は非公表だが、現在約7億円をかけて全面改装を行っており、「ホテルテトラ赤羽」と名称を変更後、高級カプセルホテルとして3月中旬にオープンする予定だ。

 同社は昨年、経営不振が続いていた全国の3つの宿泊施設を買収するなど、積極的な事業展開を行っている。

提供 - 函館新聞社

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