高まる年の瀬ムード

update 2016/12/28 09:33


 函館市内では正月を彩る縁起物が並び、年の瀬ムードが高まっている。玄関や神棚に飾るしめ飾りやごぼうじめのほか、アレンジ花やモダンなリースも人気を集めている。各店の販売は31日まで。

 ■歳の市 鮮やか正月飾りずらり

 ○…露店で販売する恒例の「歳の市」は、松風町の大門グリーンプラザ、中島廉売の市内2カ所に「函館歳の市商業協同組合」の加盟店4店が出店。しめ縄やまゆ玉など色鮮やかな飾りのほか、葉の裏が白いことから、心に偽りがない純白を示す「ウラジロ」や、家の永続を願う「ユズリハ」などの葉も多くそろえる。

 松風町に店を出す柴田任弘(たかひろ)さん(76)は、客のリクエストに応えたオリジナルのしめ縄を作っており、「60年欠かさず買っていく客もいる。羽ばたく年になるよう願いを込めて販売している」と話していた。

 ■棒二森屋 アレンジ花なども人気

 ○…函館市若松町の棒二森屋本館は1階正面玄関前にテントを設け、しめ縄やごぼうじめ、車内用の飾りなど約40種類を販売。「ゆっくり買い物を」と、今年からお茶と菓子を用意している。午前10時〜午後7時(最終日の31日は午後1時まで)。27日には函館最大級の2メートル70センチの門松を設置し、迎春の準備が整った。

 本館1階の生花店「フラワーショップユウキ」では、ナンテンや菊、カーネーションなど和洋折衷の花を使った1000〜3000円のアレンジメントやリースが売れ筋。正月用の生け花に使う千両や葉ボタン、3種類の松などこの時期にしか並ばない植物も。同店は「組み合わせなどはアドバイスします」と来店を呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社

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