新駅、空港ともに混雑

update 2016/4/30 10:23


 大型連休初日の29日、道南の玄関口となる新函館北斗駅や函館空港は、旅行客や帰省客で混雑した。北海道新幹線は多くの下り列車が満席となり、3月の開業日以来の高い乗車率となった。

 新函館北斗駅では、定刻通り午前10時58分に東京発のはやぶさ1号が到着すると、700人近い乗客が一斉に降り立った。この日は同駅に到着した下り列車16本のうち11本が満席となり、ホームでは旗を持った添乗員が団体客を誘導する姿も目立った。

 家族4人で訪れた東京の会社員菅野正さん(49)は「新幹線が開業したら函館を訪れようと決めていた。2泊3日でサクラと海鮮料理を存分に楽しみたい」と笑顔。同駅から実家のある函館市に向かうという埼玉県在住の学生(21)は「首都圏で何度も乗り換えて飛行機に乗るよりも便利だと感じたが、所要時間を早く短縮してほしい」と話していた。

 JR北海道によると、新函館北斗駅に向かう主な列車の東京発時点の乗車率は75〜85%だったという。

 一方、新幹線開業で競合する羽田線も終日ほぼ満席となり、函館空港の到着ロビーでは旅行バッグを手にした親子連れらが、迎えに来た家族と再会を喜ぶ姿が見られた。家族5人で東京から帰省した鈴木千尋さん(39)は「子どもが小さいので、4時間かかる新幹線で帰るのは無理だと思った」と話していた。

 JR北海道や航空各社はピークについて道内着が29日、Uターンは5月5日とみている。

提供 - 函館新聞社


その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです