戸井地域審議会、幼小中保護者が統廃合求める意向

update 2015/10/31 10:12


 函館市戸井地域審議会(松田正志会長)が30日、市戸井支所で開かれた。市教育委員会戸井教育事務所の三尾慎吾所長は地区内の学校再編について、幼稚園と小学校、中学校のPTAが統廃合を求める要望書を市教委に提出する考えがあることを報告した。

 同事務所によると、5月1日現在で、戸井西小学校が4学級47人、日新小学校が3学級33人でともに複式学級がある。中学校は潮光中が4学級31人、日新中が3学級23人。市町村合併直前の旧町時代にも統合が検討されたが、実現に至らなかった。

 今春から幼、小、中の各校のPTA会長を交えた会合で協議。児童生徒が減少し、保護者負担も大きくなっているとし、統廃合は避けられない状況にあると判断した。要望書には、潮光中(釜谷町)の位置に各学校機能を集約することや、小中併置校または一貫校での開設、スクールバスの運行継続など、要望事項の検討を進めているという。

 市教委は、市立小・中学校再編計画において東部4地区の学校統廃合の検討時期を明示していなかったが、来年度から未着手の各学校の再編検討を一括で進める方針を示している。

 この日の戸井審議会で、東部4地域の各審議会の会合が終了。市は各審議会に合併建設計画(2005〜19年度)の執行状況について諮問した。昨年度までの10年間の施策の進捗状況を踏まえ、将来の方向性について協議し、来年4月末までに各審議会が答申案をまとめる。

提供 - 函館新聞社

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