グルメサーカス、新幹線開業200日前イベント盛況

update 2015/9/6 10:24


 道南最大の食の祭典「はこだてグルメサーカス2015」と「北海道新幹線開業200日前カウントダウンイベント」(各実行委主催)が5日、開幕した。晴天にも恵まれ、大門グリーンベルト周辺と函館朝市駐車場の両会場は終日大勢の人でにぎわいを見せ、全国各地のよりすぐりの味を堪能した。

 地元道南をはじめ、函館とゆかりのある海外の姉妹都市、全国各地域の味覚を集めた。今年は新幹線開業プレ事業として、北関東からも出店を募り、約130のブースが軒を連ね、ご当地キャラクターや各地の観光PR大使らがパンフレットを配布した。

 初参加の群馬県高崎市は、名物の甘みそだれで焼き上げた焼きまんじゅうなどをPR。全国生産量の約8割を占める「高崎だるま」も目を引いた。高崎観光協会の松田和也事務局次長は「高崎は大宮から新幹線で20分。北海道からも『縁起のいいまち高崎』に多く来ていただきたい」とした。北海道新幹線奥津軽いまべつ駅所在地の青森県今別町の太田和泉新幹線対策室主幹は「奥津軽いまべつ駅は本州最初の新幹線駅。道南の皆さんにも津軽半島周遊に来てもらえるようPRしたい」と話した。

 市内から来場した宮崎正孝さん(79)と斉藤英子さん(79)は青森各地のブースでしじみのみそ汁や津軽揚げなどを購入。「もっと座る場所があればいいのですが、にぎわっていて楽しいですね」と話していた。

 一方、開業前イベント会場の大門パーキングにはH5系車両の遊具やクラフトコーナー、グランクラスのシート展示などで機運を盛り上げた。子どもたちには電車模型の運転体験シミュレーターが人気で、画面を見ながら列車を走らせて喜んでいた。グルメ会場のステージでは鉄道フォトライターの矢野直美さんのトークショーが行われ、東北各地の鉄道旅行の魅力を伝えた。

 両イベントは6日も午前10時から午後4時まで行われる。

提供 - 函館新聞社


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