函館八幡宮14日境内神輿担ぎ

update 2015/8/6 10:19


 函館市谷地頭町2の函館八幡宮(中村憲由樹宮司代務者)は例大祭(14〜15日)の14日、同八幡宮に135年前から伝わる中神輿(みこし)を使用し「境内神輿担ぎ」を初めて行う。同宮や関係者は「神輿の楽しさを味わってもらうことで、若者への文化継承や神輿渡御(とぎょ)の人材育成につなげたい」と話し、参加者を募集している。

 同宮の神輿渡御は江戸中期に市内西部地区で始まっており、現在は隔年に大神輿を使用し、実施している。今年は行わない年だが、未来の担ぎ手を育てる場を設けようと、一回り小さい中神輿で境内を担ぐことを企画した。中神輿は1880年に同宮が元町から現在地に移る際に御神体を乗せたもので、昨年の神輿渡御では初めて「女神輿」として、一般から募った女性らが担ぎ、練り歩いた。

 神輿渡御を取り仕切る瑞垣(みずかき)会(渡邉兼一会長)を構成するいろは会の杉本茂会長(62)は「男女問わず、子供でも大丈夫。大勢の人が心を一つにする楽しさを感じてほしい」と話す。当日は午後2時までに集合。神輿殿から約150b先にある露店付近を往復する形で行う。始めに瑞垣会が江戸流の担ぎ方を披露し、その後、一般参加者が行う。同4時に終了する。

 はんてん、帯、足袋(たび)は同宮で用意する。準備の都合で事前申し込みを呼び掛けている。希望者は同宮(TEL0138・22・3636、板谷さん)へ。

提供 - 函館新聞社

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