「ほんわか」古本市 被災地児童を支援

update 2015/6/11 10:07


 東日本大震災で被災した福島県の子どもたちを夏休みに道南に招く活動を行う、被災地の子どもを応援する会「ほんわか」(田中いずみ代表)が、古本市を函館市大手町3のカフェ「ハルジョオン・ヒメジョオン」2階の大手町リーヴズで開いている。収益金は保養プロジェクトの活動資金に充てる計画で、多くの来場を呼び掛けている。14日まで。

 古本市は昨年6、11月に続いて今回で3回目。会員やその友達に呼び掛けて1000冊以上が集まった。小説や手芸本、フィクション、絵本などジャンルは多彩で、価格は10円〜1000円。来場者が宝物探しのような感覚で品定めを楽しんでいる。

 会場では、かっさ(つぼ押し)600円、2個で1000円、木べら800円、ペンダント500円などオリジナルグッズも販売している。  本年度は、7月23〜30日に7泊8日の日程で「ほんわか のびのび夏休みinはこだて2015」と題し、福島県の小学4〜6年生20人が道南を訪れる。ホストファミリーが受け入れ、安心して自然や土と触れ合う。27、28の両日には七飯町文化センターで「ほんわか学校」を開き、宿題を教えるほか、リンゴの実すぐりや茶道体験なども予定している。

 副代表の村上洋子さんは「思いがけない本に出会えるかもしれないので、ぜひ来場を。忘れがちになる被災地の子どもたちの支援に協力してほしい」と話す。

 午前11時半〜午後5時。

提供 - 函館新聞社

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