GW後半 観光客続々 ベイエリアや朝市にぎわう

update 2015/5/3 10:16


 ゴールデンウイークは2日から後半に入り、空港や駅は観光や帰省で道南入りする人がピークを迎えた。行楽地も晴天に恵まれて初夏の暖かさとなり、大勢が繰り出した。函館市内の観光名所では外国人も多く、にぎわいを一層盛り上げていた。

 函館空港の到着ロビーでは、家族や友人と久しぶりに再会したり、地元でゆっくり休暇を過ごそうとしたりする帰省者らの笑顔であふれていた。

 東京に住む友人を迎えに来た知内町の三浦桜子さん(32)は長男の陽向ちゃん(5)の手を引き、「友達は1歳になる子どもを連れて来るので、お互いの子どもの成長を話すのが楽しみ」と笑顔。函館市昭和町の工藤幸夫さん(69)は千葉から来た孫の工藤裕介君(6)ら家族と会えて大喜び。幸夫さんは「久しぶりに孫に会えてうれしい」とほほ笑んだ。各航空会社によると、函館発東京行きの便は6日までほぼ満席の状況だという。

 函館朝市では、中国や韓国、台湾などからの外国人観光客らで終日にぎわった。店頭では生ウニの試食や、さきいかの実演などに人だかりができていた。海鮮を扱う「高田屋村本商店」の高橋正昌店長は「連休初日としては入り込みは順調。今年は5連休と休みが短いので、遠出せず近場で済ませる人も多いのでは。このまま天気に恵まれてほしいね」と期待。

 西部地区のベイエリアや元町の教会群では、ゆっくりと歩いて観光を楽しみ、大型連休を満喫する人が多かった。岐阜県各務原市から家族4人で訪れた桑本幸雄さん(46)は「景色が穏やかで、のんびりした気分になれる。休暇にぴったりの場所」。長女の佳澄さん(19)は「念願の北海道旅行で、桜も見ることができた。今度は北海道新幹線で来たい」と話していた。

 気象庁の速報値によると、この日の函館の最高気温は6月下旬並みの21・5度、せたなは7月中旬並みの21・9度まで上がった。同気象台によると、道南は3日は晴れや曇りだが、4〜5日は前線の影響で雨が降りやすくなる見込み。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです