地域振興 若い力を…函館市と函大が相互協力協定

update 2015/3/31 10:44


 函館市と函館大学は30日、地域振興にかかわる各分野で協力関係を築く相互協力協定を交わした。工藤寿樹市長、溝田春夫学長が協定書を交わした。地域福祉、環境問題、観光振興など多岐に渡る分野で学生主体の活動などを通じて、地域活性化に貢献する。

 同大学は1965年の創立から今年で50周年を迎え、11項目の連携・協力を協定に盛り込んだ。今年6月の函館ハーフマラソン大会でフルマラソン化に向けたアンケート調査を予定するほか、観光満足度調査など、学生教育の一環として市に協力する。

 協定書を交わした工藤市長は「これまでも市内唯一の私学4年制大学として、地域の振興発展に貢献いただいている。協定を契機に関係を深め、若い皆さんの知恵や工夫をまちづくりに生かしていきたい」とあいさつ。溝田学長は「人口減少という大変な時を迎えているが、地域の発展が大学の発展にも結びつく。学生にとっても問題を発見し、解決する力を養い、教育にとっても良い効果がある」と話した。

 また、31日付で退任する溝田学長に代わり、4月1日に就任する野又淳司新学長は「商学部は扱う分野が幅広いのが特徴。年に1度は市役所側と課題について協議の場を持ちたい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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