新幹線ウイーク 各地でイベント

update 2015/3/23 10:07


 2016年3月の北海道新幹線開業に向け、道が定めた「北海道新幹線開業1年前ウイーク」(20〜29日)のセレモニーやイベントが22日、北斗市の新函館北斗駅と函館市の五稜郭タワーアトリウムで開かれた。新函館北斗駅ホームで行われた「北海道新幹線1年前ウイーク新函館北斗セレモニー」には、高橋はるみ知事、JR北海道の島田修社長、高谷寿峰北斗市長らが出席。1年後の開業に向けた準備状況や、開業効果への期待を述べた。

 ホームには公募で選ばれた北斗市民約100人も参加。札幌で活動するバンド、ザ・トンアップ・モーターズの歌で幕開け。続いて今月1日に本年度の走行試験を終えた営業車両「H5系」が特別に入線。緩やかな流線形が特徴の先頭車両が姿を表すと、子どもから大人まで歓声を上げていた。

 あいさつで高橋知事は「新幹線が開業すれば、この地が道内と本州を結ぶ拠点になる。開業機運の高まりを全道に広げたい」。島田社長は「走行試験は予定通り進んでいる。開業を楽しみにしてほしい」。高谷市長は「(着工に向け尽力してくれた)先人の労苦に応えるためにも、あと1年かけてしっかり準備をしたい」とそれぞれ述べた。

 参加者は記念撮影や、再び演奏したザ・トンアップ・モーターズの歌を楽しんだ。向野の主婦竹田寛子さん(67)は「初めて新幹線を見た。孫が4月から仙台の大学に進むので、来年はこの車両に乗って会いに行ける。大勢の人で北斗市がにぎわってほしい」と期待を話し、セレモニー終了後に出線するH5系を見送っていた。

提供 - 函館新聞社


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