マコンブの収穫始まる

update 2015/3/7 10:25


 マコンブの養殖が盛んな函館市で6日、「春採り昆布」と呼ばれる早春に水揚げするマコンブの収穫が始まった。通常なら成長させて乾燥品とするものを早く収穫し、ボイル塩蔵。身が柔らかくシャキシャキした食感が特徴で、サラダ用などに製品化が進み、消費者への認知も広まってきた。

 戸井漁協小安支所の協力を得て、函館タナベ食品(桔梗5)が5日間かけて計55dを水揚げ予定。漁業者は28人。森町砂原の加工場で塩蔵加工し、コープさっぽろなどに出荷する。居酒屋チェーン「つぼ八」が4月から「若昆布ポン酢」としてメニュー化するなど、新しい市場が広がってきている。

 市内では、もう1社が養殖マコンブを春先に収穫してボイル塩蔵品を製造。初日の水揚げを見守った道立工業技術センター(桔梗町)の木下康宣研究主査は「韓国産ボイル塩蔵品も出回っており、ブランド強化による差別化の方法を研究していきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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