全国の高専生 函館集結…10日に道内初のシンポ

update 2015/1/7 10:13


 全国から学生や教職員が参加する「第20回高専シンポジウムin函館」(高専シンポジウム協議会、函館高専主催)が10日、道内で初めて函館高専(戸倉町14)で開かれる。参加見込みは500人規模。一般市民向けのイベントも用意しており、主催者は多くの来場を呼び掛けている。

 同シンポは、久留米高専(福岡県)の呼び掛けで1996年に西日本地区高専シンポとして開催したのが始まりで、97年から名称が現在の高専シンポとなった。学生による研究発表や交流の場、地域との連携を深める狙いで毎年開催している。

 過去19回は全て本州で開かれていたが、今回は北海道新幹線開業で、北海道が全国とつながるという機運をさらに醸成しようと、道内開催が決まった。

 研究発表338件(口頭発表209件、ポスター発表129件)のほか、函館地域産業振興財団の宮原則行研究開発部長が「函館マリンバイオクラスター形成への取り組み」と題して特別講演する。これらは一般市民も参加できるが、参加費として6000円(学生3000円)が必要。

 一般公開イベント(予約不要、入場無料)は午前11時〜午後2時に図書館棟ホール、福利施設ホールで。道立工業技術センター(函館市桔梗町)の食品バイオ分野での研究成果を紹介するほか、さきいか製造の実演、ガゴメコンブ製品の展示も。

 函館高専総務課の神山浩司総務係長は「一般市民も参加できるので、函館高専を少しでも知ってほしい」と話す。問い合わせは函館高専(電話0138・59・6300)へ。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです