2月合唱劇「森は生きている」 本番向け練習に熱

update 2014/12/29 10:13


 【北斗】北斗市内、近隣の合唱愛好者ら有志でつくる「永遠(とわ)にあかるく音楽会実行委員会」(熊本昇代表)は来年の2月15日午後2時から、同市総合文化センター(中野通2)で、合唱劇「森は生きている」(サムイル・マルシャーク原作)を上演する。今月中旬から通し稽古が始まり、出演者は1カ月余りに迫った本番に向け、演技や歌唱のレベルアップに励んでいる。

 合唱劇の上演は5回目。同作品はオペラ劇団「オペラシアターこんにゃく座」(川崎市)が継続的に公演していて、今回、劇団代表の萩京子さんが合唱劇用にアレンジした。

 劇はわがままな女王のおふれで、主人公の娘が春に咲くマツユキ草を探しに冬の森に行くところから始まる。ソロや混声などによる36曲を織り交ぜながら、物語が展開されていく。

 今回、キャストや合唱団を含め約50人が出演。裏方も含めると総勢80人が劇に参画する。

 主人公である娘や女王、1〜12月の精など28の配役があり、今回初めての試みとしてその一部をオーディションで選考した。娘役には宮嶋優有さん(道教育大附属函館小6年)、女王役には平田菜乃花さん(北斗上磯中2年)が選ばれた。

 今月19日には初めて通し稽古を実施し、萩さんの特別レッスンを受けた。萩さんは通し稽古を一通り見た後、各出演者に細かい所作や位置取りを指摘し、出演者も試行錯誤しながら役作りに取り組んでいた。

 萩さんは「合唱劇でやるのは大変だと思うが、ぜひ挑戦してほしい」と出演者に期待を寄せる。

 宮嶋さんは「演技は難しい部分もあるが、やりがいがある」、平田さんは「(女王は)悪役のような振る舞いから改心していく役柄なのでしっかり役作りしていきたい」とともに意気込みを見せていた。

 入場券は大人1000円、高校生以下500円。同センターや公民館、松柏堂プレイガイドで扱っている。

 問い合わせは熊本さん(電話0138・73・6381)へ。

提供 - 函館新聞社

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