新幹線時代へバトンタッチ 函館山ロープウェイ 新ゴンドラ取り付け

update 2014/10/30 10:11


 函館山ロープウェイ(本間秀行社長)は29日、山麓駅で新しいゴンドラの取り付け作業に着手した。シルバーメタリックのボディーが姿を現し、これまで活躍したゴンドラと入れ替わった。11月7日から運行を開始する。

 2016年3月の新幹線開業を見据え、17年ぶりに更新した。これまではオーストリア製だったが、大阪車輌工業(大阪市)製に変えた。定員は125人のまま。丸みを帯びたボディーは新幹線をイメージしたという。ボディーに函館山の自然が映り込むようにしたことも特徴。

 この日は朝からクレーンを使った取り付け作業が行われ、観光客や周辺の住民が作業の様子を見守った。30日は2基目を取り替える予定。本間社長は「待ちに待ったゴンドラの到着。いよいよ新幹線時代を迎える準備が整ったという思い。市民や観光客に新し眺めを楽しんでもらいたい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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