駅前再開発ビル着工 安全祈願祭 2016年3月開業目指す

update 2014/10/9 10:15


 函館市若松町の再開発事業で、旧WAKOビル跡地の複合ビル新築工事の安全祈願祭が8日、同現場で開かれた。北海道新幹線開業を見据え、2016年3月の低層階商業施設開業、同10月のグランドオープンを目指す。関係者約70人が出席し、新しい函館の玄関口のランドマークの誕生を願った。

 再開発事業は函館市中心市街地活性化基本計画における駅前・大門地区の中核事業。地上16階、地下1階でマンションと市の公益施設、商業施設が入居する複合ビルとなる。

 祈願祭には、施主のNAアーバンデベロップメントの布村隆二社長、施工業者の西松建設の近藤晴貞社長、マンション販売を手がけるフージャースホールディングス廣岡哲也社長ら事業関係者や権利関係者、来賓として函館市の工藤寿樹市長、函館開発建設部の渋谷元部長、渡島総合振興局の宮内孝局長らが出席した。

 神事終了後、布村社長は「感謝の言葉しか思い浮かばない」と関係者に礼を述べ、「函館の活性化の起爆剤となるビルにならなくてはならない。市民や観光客の新しい交流拠点として愛され、親しまれるビルにしていく」と決意を表明。

 工藤市長は「新幹線開業を迎える準備として、駅前の寂しい状況を変えなくてはならないと政策のトップに据えた。函館の顔、駅前の顔として大門の再生につながる。感慨深く、うれしく思っている」と述べた。また、近藤社長は「関係者の熱い思いを理解した上で工事を進め、満足していただける品質の建物をお渡しする」と無事故、無災害の工事を誓った。

提供 - 函館新聞社


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