アジア・アフリカ救援米を収穫

update 2014/9/28 10:18


 【北斗】アジア・アフリカ救援米として食糧難に苦しむ海外の地域に送るための米の稲刈りが27日、市内東前の水田で行われた。親子連れら約30人が参加し、黄金色に輝く稲を手作業で刈り取った。

 連合渡島地域協議会(荒木敏安会長)や「食・みどり・水を守る労農市民会議」(長谷川義樹議長)の主催。救援米は道内5地域で作付けしており、道南では地元農家の山本隆治さんから水田25アールを借りて、5月末に「ななつぼし」を作付けした。山本さんによると、今年は天候に恵まれ、農作業が順調に進み、生育は良好だったという。

 稲刈りでは連合桧山地協の佐藤英之会長が「豊作のようで、昨年並みの900キロは収穫できるのでは。来月の食と環境まつりにも多くの参加をお願いしたい」とあいさつ。民主党道第8総支部の逢坂誠二代表は「田舎生まれ、田舎育ちの私には当たり前のことなのだが、米がどう育つのか分からない人が多くなっている。収穫の秋の喜びを味わってほしい」と述べた。

 参加者は山本さんから鎌の使い方を教わり、稲を刈り取った後にひもで束ねていた。函館分は10月4日午前11時から、函館市内の緑の島で開かれる「第5回食と環境まつり」の中で取り組み経過を報告する出発式を予定している。

提供 - 函館新聞社

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