ビジネスプラン作るぞ…地域産業振興財団と市、スクール開講

update 2014/8/28 10:02


 函館地域産業振興財団と函館市は27日、起業や創業を目指す人らを対象にした「ビジネスプラン作成スクール」をスタートさせた。地元企業の経営者や会計、金融の専門家らが講師となり、受講生を指導。来年2月までの半年間、ビジネスプランを練りながら、起業に必要な知識を身に付ける。

 スクールは、同財団が2002年から5年間継続していた事業で、約160人の卒業生を輩出した。地元で創業、起業し、経営者として活躍している人が多い。新規事業創出の必要性が高まっていることから、今回8年ぶりに事業を再開した。

 受講生として集まったのは、起業を目指す人や創業したばかりの経営者ら42人。参加者は5つのグループに分かれ、それぞれを会社に見立て、本格的なビジネスプランにするための検討を開始。役職や事業コンセプトを決めるため、初回から白熱した議論を繰り広げた。

 また、経営コンサルタントにしざき事務所の西崎康博社長と公立はこだて未来大元教授の鈴木克也さんが講義。西崎社長は「世の中の動きは早い。環境の変化に対応する力を身に付けてもらいたい」とアドバイス。鈴木さんは「新しいつながりや切り口がビジネスになる。これから生きたプランを作って」と語った。

 受講生の一人、能戸圭恵さん(40)は今年6月に創業したばかり。「仲間と学びながら、事業を発展、拡大させるきっかけにしたい」と意気込んでいる。

提供 - 函館新聞社

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