てくてくはこだてスタート 名所巡り魅力伝える

update 2014/7/6 10:18


 観光ボランティアガイドが街の名所を紹介する「てくてくはこだて2014」が5日、始まった。今年は築造150年の五稜郭の歴史に触れたり、西部地区やベイエリアの散策、おすすめスイーツ店めぐりなど、全7コースを設定。9月28日までの毎日開催し、観光客に函館の深い魅力を伝える。

 実施コースのうち「最後の侍 土方歳三市中見回りコース」には2組が参加し、「箱舘土方組」の白鳥美千代代表が新選組の羽織姿でガイドを務めた。

 大町の元町ホテルを出発し、土方が身を寄せた豪商佐野家の屋敷跡、新選組隊士の拠点となった沖之口役所跡(現・臨海研究所)、称名寺、実行寺などを回った。弁天台場の石を使って築かれた函館漁港の堤防では、弾痕と思われるくぼみが石に残されていることを紹介。白鳥さんは「北方警備のために作られた弁天台場が戦闘に使われたのは箱館戦争だけ。弾の跡かどうかは実証されていないが、夢を膨らませて」と話した。

 社員旅行で函館を訪れている東京都の会社員三上眞さん(53)は「函館は昨年も来たので今回は違う楽しみを求めて参加した。もともと歴史が好きで、マニアックで楽しい解説を聞きながらの散策に大満足しました」と話していた。

 イベントは通常の6コースに加え、今月25日からは夏休みに合わせて親子向けのコースも設定。所要時間は1時間半〜2時間程度。希望日前日の午後5時までに申し込む。参加費は1000円(2コース目以降は500円)。問い合わせは北海道国際交流センター内事務局(TEL0138-22-0770)へ。

提供 - 函館新聞社

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