「介護中」知って下さい 市がマーク無料配布

update 2014/6/28 10:09


 函館市は、高齢者らを介護している家族を対象に、介護中であることを周囲に知らせるための介護マークの無料配布を始めた。「家族介護者を温かく見守る地域づくりを進めたい」としている。

 マークは、認知症患者を介護する家族を支援しようと、2011年度に静岡県で考案されたのが始まり。県内で反響を呼んだことから、厚生労働省が全国各地の自治体に普及を呼び掛けている。

 首からかけられるようにケースに入っており、人が人を支える形にした全国共通のデザインを採用。市高齢福祉課は、主に駅や商業施設などのトイレに介護者が付き添う際や、男性介護者が店頭で女性用の下着を買う際などに有効としており、「出かける時に介護中だと知ってもらうことで、負担感の低減につながるのでは」としている。

 マークは300枚作成し、市役所本庁舎や各支所、地域包括支援センターで、家族介護者1人につき原則1個配布している。また大型量販店や公共施設などに啓発ポスターを配布し、周知を呼び掛けていく。問い合わせは同課(TEL0138・21・3081)へ。

提供 - 函館新聞社

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