変電所完成 新幹線開業へ準備着々

update 2014/5/28 10:10


 【北斗】2016年3月の北海道新幹線新新函館(仮称)開業に向けて本道と青森で建設していた変電所が完成し、北斗市中野の新函館変電所で27日、道運輸局による検査が行われた。本年中に予定されている新幹線車両の試験走行、2年後の開業に向け、設備の準備が着々と進んでいる。

 変電所は、北電から送られる高圧の電気を新幹線用に減圧するための設備。鉄道運輸機構が建設し、JR北海道が運用する。JR北海道管内では本道側に3カ所、青森側に1カ所建設した。

 新函館変電所は新函館駅から7`ほどの場所にあり、2011年1月に着工。北電からは187`ボルトで送電され、変電所では2段階で変圧。架線には25`ボルトにして送電する。

 この日は道運輸局の職員3人が訪れ、実際に電気を通して変圧されているかを確認した。検査は30日まで行う。同社は「今後は通信設備や信号装置などが完成次第、順次検査していく」としている。

 新幹線車両は今年秋に本道に陸揚げされる予定で、12月から開業に向けた試験運転を行う。

提供 - 函館新聞社


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