汐首岬で大間原発反対デモ行進

update 2014/5/19 10:05


 大間原発(青森県大間町)建設をめぐり、市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」は18日、戸井地区で反対ウオークを行った。約80人が北海道と本州最短の地汐首岬周辺をデモ行進し「事故が起きれば、水産業に影響が出る」と中止を訴えた。

 汐首岬は大間町から最も近い18`で、原発建設地からは23`という。事故によって戸井地区で盛んなマグロやコンブ漁への影響が懸念される。反対の機運を盛り上げようと、同地区で初めて企画した。

 参加者は汐首漁港を出発し、汐首岬の先まで1・5`を「マグロを守ろう」「大間原発止めろ」「フルMOX危険」などと声を張り上げて歩いた。

 参加した元戸井町議で釜谷町の無職、太田正太郎さん(79)は「町議会として何度も要請したが、電源開発は説明をしないままに原発を造りだした。燃料を入れる前に止めさせるしかない」と語気を強めた。

 汐首町の主婦、奥野敬子さん(67)は「事故があれば漁業者がもろに被害を受ける。言葉には出さなくても(反対という)気持ちはみんな同じだと思う」と代弁した。

提供 - 函館新聞社


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