「丸井今井」改装へ…屋上開放 キッズスペースも

update 2014/2/21 10:14


 丸井今井函館店を運営する函館丸井今井(岡崎福美社長)は、4月から2015年秋まで、2段階に分けて店舗の改装にとりかかる。5月に屋上を開放するため、近く整備に着手する。15年には地下食料品や子供用品売り場を大幅に改装する。北海道新幹線開業を見据えた投資で、本町・五稜郭地区で進行する再開発事業と一体となって相乗効果を生み出し、集客増を狙う。

 屋上オープンは5月の連休を予定。面積は約400平方bで、約1300万円をかけて、テーブルやイスを整備。植栽なども行い、買い物客がゆっくりとくつろいぎ、イベントを楽しめるスペースにする。岡崎社長は「店内にはゆっくり休める場所がなく、お客や地元商店街からの要望が一番多かった。市民が集う場所にしたい」と話す。

 売り場改装は15年の年明けにも着工し、同年秋の完成を目指す。総工費は2億円を見込む。地下の食料品売り場には、札幌で好評な道産食品のセレクトショップ「きたキッチン」の道南版を展開する予定。物産展のノウハウを生かし、厳選した道南産品を地元住民や観光客に紹介するという。

 6階の子供用品売り場には親子連れが来店しやすいようにキッズスペースを設ける。知育玩具を設置し、自由に遊んでもらう。同店は今年現在の場所に移転して45周年。岡崎社長は「ひとつの区切りで、屋上の開放などは市民への恩返しのつもり。旧グルメシティ五稜郭店の跡に建つビルとも連携し、地域の活性化につなげていきたい」とした。

提供 - 函館新聞社

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