東北と連携 開業へ期待 新幹線交流フェスタ

update 2014/2/16 10:18


 北海道新幹線開業までおよそ2年になるのに合わせて、本道と東北の連携を強めていこうと、道は15日、ロワジールホテル函館(若松町)で、イベント「東北・北海道新幹線交流フェスタ」を開いた。本道、東北の有識者による座談会や道南、東北のご当地キャラクター(ゆるキャラ)が集結するなどし、大勢の市民が楽しんだ。

 北斗市公認のローカルアイドルグループ「北斗夢学院桜組」のオープニングステージの後、タレントや放送作家として活躍する鈴井貴之さんがトークショーで開業への期待感を熱弁。鉄道ファンでもある鈴井さんは「来ることが価値ではなく、我々がどう利用するかで新たな価値が生まれる。何を想像するのか、一番の課題」と述べた。

 座談会は、鈴井さんと高橋はるみ知事、八戸市のNPO法人「ACTY」の町田直子理事長、松前町の温泉旅館「矢野」若女将の杉本夏子さんが、「これからの東北・北海道」をテーマに意見交換。高橋知事は「新幹線開通で人と人の出会いが飛躍的に広がり、地域と地域の融合も生まれる。その効果は経済だけで計り知れない」と述べ、町田さんは「北海道と東北の連携で北欧と並ぶブランドを期待したい」と語った。

 ステージ上では、北海道新幹線応援隊「道南ドリームチーム」のキャプテンを務める歌手、暁月めぐみさんのショーが開かれ、道の新幹線開業キャラクター「どこでもユキちゃん」も着ぐるみとして初お目見え。新幹線に関するクイズ大会では東北や道南のゆるキャラ計18体も勢ぞろいした。

 このほか、会場では「東北ご当地グルメ100円屋台」と称した立食スタイルの飲食コーナーや東北の特産品販売コーナーも客足を誘っていた。

提供 - 函館新聞社


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