ねぶたの海上運行1日に 港まつり

update 2013/7/25 10:20


 8月1日に開幕する開港154周年記念函館港まつりに合わせ、青森市以外で行われたことのない伝統行事「ねぶたの海上運行」が函館港で初めて行われる。緑の島や豊川ふ頭付近を約1時間かけて航行し、ねぶたとおはやしが祭りの雰囲気を盛り上げる。

 青森ではねぶた祭り(8月2〜7日)の最終日に花火大会とともに行われる。門外不出の伝統行事だが、両市の友好を深めるために今年限りで許可された。

 ねぶたは、悪鬼を退治する魔よけや厄よけの守り神「鐘馗(しょうき)」で6月に福島県福島市で開催した東日本大震災の復興を祈願する「東北六魂祭(とうほくろっこんさい)」にも参加した。

 当日は午後7時に西ふ頭を出発。緑の島、豊川ふ頭、青函連絡船摩周丸、海岸町船だまり付近を1時間かけて回る。同10分から35分ごろに緑の島から花火を打ち上げ、台船にねぶたと一緒に乗り込む引き手やおはやし約30人が演奏をしながら雰囲気を盛り上げる。

 市観光コンベンション部ブランド推進課は「函館で見ることができるのは最初で最後の機会。周りの観客と譲り合いながら楽しんでもらいたい」としている。

 雨天中止。順延なし。当日は花火大会(午後7時45分)のため、混雑が予想される。出発地点の西ふ頭は車両の出入りができない。ねぶたは同2日のワッショイはこだて十字街・松風コースにも登場する。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです