道新幹線戦略推進会議が発足 会長に高橋知事選出

update 2013/3/28 09:38


 【札幌】北海道新幹線の開業効果を道内全域に波及させていく取り組みを推進しようと、道や経済団体、道南の駅周辺自治体などでつくる北海道新幹線戦略推進会議が27日、発足した。札幌市中央区内のホテルで初会合を開き、会長に高橋はるみ知事を選出したほか、今後の取り組みについて意見交換した。

 同会議は経済界や産業・観光関係団体、交通関係団体など35団体で構成。道が事務局を担う。

 初会合では、高橋知事が「新幹線開業までカウントダウンに入った。道としてもオール北海道、さまざまな関係機関と連携しながら新幹線の開業効果を最大限に高めていきたい」とあいさつ。

 次いで、道が実施する新年度の主な取り組みとして、統一テーマやキャッチフレーズ、ロゴマークを決めていくことや、東北地域との連携、交流促進を目的としたフォーラムの開催などが示された。

 意見交換では、道南から出席した3市町の首長が新幹線対策の取り組み状況を説明。工藤寿樹函館市長は「交通網を整備し、新幹線効果を最大限享受したい。また、函館に来た客をまんべんなく道内全域に行き渡らせることも考えていきたい」、高谷寿峰北斗市長は「道のアクションプランとの整合性をとりながら市独自のプラン策定を進めている。道南全体で開業をPRしていきたい」、大森伊佐緒木古内町長も「木古内駅に降りていただくことを考え、取り組みをしている。札幌延伸に向けて良いモデルになるよう努力していきたい」とそれぞれ述べた。

提供 - 函館新聞社


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